2014年度の契約更改 2年連続で続く中日の大幅ダウン提示

落合氏の復帰で選手は輝きを取り戻せるか

 今季4位で12年ぶりにBクラスに終わった中日は落合博満GMのもと、“厳冬更改”が始まった。昨年の契約更改で上位5人の年俸は以下のような結果だった。

1位 岩瀬仁紀  3億7000円 ← 3億7000円
2位 和田一浩  3億3000万円 ← 3億3000万円
3位 吉見一起  2億9000万円←2億7000万円
4位 森野将彦  1億6000万円 ←1億9000万円
5位 浅尾拓也  2億2000万円←2億7500万円
※右が2012年年俸、左が2013年年俸。監督就任の谷繁元信、退団の井端弘和を除く。金額は推定。

 さらに今年はすでに主力7人が終わり、主な減俸組として、和田が8000万円減の1億7000万円、浅尾も5500万円ダウンの1億6500万円で更改している。2年前と比べると、2選手は1億以上の減俸。吉見も今年は1億7400万円で更改しており、2年前より1億近い減額となった。

 見方を変えれば、ドラゴンズの主力は落合氏不在のこの2年間で価値を落としたことになる。彼らだけではなく、今後も大減俸は続くだろう。落合氏の復帰で、選手たちは輝きを取り戻せるか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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