菊池雄星は「成長している段階」と指揮官 Wソックス戦で今季30試合目先発
「彼は球団が彼に何を求めているかを知っている」
■マリナーズ – Wソックス(日本時間14日・シアトル)
マリナーズの菊池雄星投手は13日(日本時間14日)、本拠地でのホワイトソックス戦で今季30試合目の先発マウンドに上がる。
メジャー1年目の今季は、ここまで29試合に先発して6勝9敗、防御率5.24という成績を残している菊池。シーズン序盤は白星には恵まれないながらも好投していたが、5月下旬からは打ち込まれる試合も。8月18日(同19日)のブルージェイズ戦ではメジャー初完封を記録するなど、数多くの経験を積んできた。
この日の試合前、報道陣に対応したスコット・サービス監督は、3試合ほどとなった残る先発機会に向けて「前回の登板の時のようにリラックスして、(他のことをあまり気にせず)ただ、投げることが大切だ。彼は良い状態だと思う」とコメントした。
さらに「彼は、今まだこの状況に慣れ、成長しようとしている段階だ。彼は球団が彼に何を求めているかを知っている。慣れるのに少し時間がかかることもある」と語り、今季は“慣れ”と“成長”のためのシーズンであると強調。「今は、チームの一員として、マウンドに登って投げることが重要だ」と話していた。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)