西武榎田、力投も終盤に力尽きる 7回途中4失点で降板「窮屈な投球になって…」
同点の7回2死満塁から鈴木に走者一掃のタイムリー二塁打を浴びる
■西武 – ロッテ(15日・メットライフ)
西武の榎田大樹投手が15日のロッテ戦(メットライフ)に先発し、7回途中8安打4失点で降板した。逆転優勝に向けて負けられない1戦だったが、終盤で勝ち越しを許し無念の降板となった。
4日のオリックス戦(ほっと神戸)で先発し6回2失点で4勝目を挙げていたベテラン左腕の榎田。中10日での先発となったこの日は、2回に清田に左越えソロを浴び先制を許したが、その後は走者を出しながらも踏ん張った。
だが、同点で迎えた7回に1死から田村に右中間への三塁打を浴びるなど2死満塁のピンチを背負うと、2番・鈴木の二塁打の間に全ての走者が生還。終盤で痛恨の勝ち越しを許し、6回2/3、8安打4失点で降板した。
降板後に榎田は「最初のほうはボールのバラつきがありましたが、粘り強く投げられていました。ツーベースを打たれてから0点で抑えようという気持ちが強くなってしまい、窮屈な投球になってしまいました。打たせて取るくらいの気持ちに余裕をもっていけばよかったです」と語った。
(安藤かなみ / Kanami Ando)