鷹、降雨コールドで痛恨2連敗… 宿敵にお付き合いで西武のマジック8に
先発ミランダが4回途中3失点KO、救援陣もリード広げられる
■日本ハム 7-2 ソフトバンク(16日・旭川)
ソフトバンクが痛恨の2連敗を喫した。16日、旭川で行われた日本ハム戦。先発のミランダが4回途中3失点でノックアウトされるなど、投手陣が日本ハム打線に14安打7失点を喫した。5点差とした8回、なおも無死一、二塁のチャンスだったが、ここで降り続いた雨の勢いが強まって、試合が中断。そのまま試合終了となり、無念の降雨コールド負けとなった。
先発のミランダは3回、近藤に適時打を浴びて先制点を献上。4回には先頭の清宮に中前安打を打たれると、1死二塁から清水には左中間スタンドへの2ラン本塁打を浴びてリードを3点に広げられてノックアウトされた。
6回には2死一、二塁で松田遼の後を受けた4番手の甲斐野が近藤に2点適時三塁打、中田にも遊撃への適時内野安打を浴びて、この回4点を失った。甲斐野は前日にも4失点しており、2日間で7失点と終盤戦に来て苦しい投球が続いている。
打線も日本ハム先発の金子弌大の前に沈黙し、奪った得点は6回にグラシアルが放ったソロ本塁打と適時打の2点のみ。8回無死一、二塁で2点目を奪ったところで雨足が強くなって試合が中断となり、そのまま降雨コールドゲームに。首位の西武が敗れており、勝てば、マジック再点灯だったが、お付き合い。首位奪還のチャンスを逃し、西武のマジックが「8」になった。
日本ハムは3回に近藤の適時打で先制すると、4回には清水の2試合連発の5号2ランで追加点を奪った。6回にはソフトバンクリリーフ陣に猛攻を浴びせ、5連打で4点を加えた。先発の金子弌大は今季最長の7回を投げて6安打1失点と好投で7勝目をマークした。
(Full-Count編集部)