上原浩治、来春WBC出場断る「申し訳ない気持ちでいっぱい」
報道ステーション出演で明かす、「お断りしました」
カブスへの移籍が決まった上原浩治投手が21日、テレビ朝日系の報道番組「報道ステーション」に生出演し、来年3月に開催される「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC」の出場を辞退したことを明かした。
同日はアストロズ青木宣親外野手のWBC出場が発表となった。これを受けて出場の動向を問われた41歳右腕は「そうですね、はっきりいわせてもらうとお断りしました」と話した。新天地に移るタイミングということもあり、球団側から「出ないでほしい」との要望があったという。上原は「申し訳ない気持ちでいっぱい」と話した。
WBCに出場する日本代表「侍ジャパン」は20日に一部メンバーを発表。日本ハムの大谷翔平ら18選手が招集され、さらにこの日は青木が追加招集された。
第1回大会の優勝メンバーでもある上原は「すごいメンバーの中でやるので楽しむというよりも、勝つか負けるか勝負の世界なので。悔いのないようにしてほしい」とエールを送りつつ、「(他国は)本当にすごいメンバーだと思いますよ、今回は。今でももちろんやりたいですよ。僕は球団に雇われた身ですから、社長とかGMとか上の人の言葉に従う」と話した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count