ダルビッシュ、7勝目ならず 球団新記録8者連続奪三振を含む13Kも7回4失点降板
本拠地レッズ戦で7回13奪三振1四球6安打4失点 防御率4.02
■カブス – レッズ(日本時間18日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は17日(日本時間18日)、本拠地のレッズ戦で先発。初回に7球で先取点を献上するなど3失点したが、2回1死から球団新記録の8者連続三振。7回13三振を奪い、6安打4失点と力投。しかし、打線の援護に恵まれず、7勝目はお預けとなった。
初回。先頭・バンメーターに中前打とされると、ボットに右翼線適時二塁打とされた。9月初失点で3試合ぶりの失点。1死後、アキーノには甘く入ったフォーシームを痛打されて、左中間16号2ランを被弾。苦しい立ち上がりとなった。
2回からは圧巻だった。先頭のペラザを中飛に打ち取ると、続く投手グレイから8者連続三振を奪った。4回までの12アウトのうち11アウトを三振で奪う圧巻の投球。5回先頭・ペラザの三直で連続奪三振はストップしたものの、米スポーツ局「ESPNシカゴ」のジェシー・ロジャース記者は自身のツイッターで8者連続奪三振は球団新記録と伝えた。通算311勝で3度のサイ・ヤング賞を受賞したトム・シーバーが1970年に記録した10者連続のメジャー記録には届かなかったが、本拠地ファンを沸かせる快投を見せた。
しかし、5回1死から投手グレイに右前打を許すと、2死一、二塁からスアレスの中前適時打で4点目を許した。6回は3者凡退。7回は先頭・ペラザから空振り三振を奪い、3人で切った。7回2死の打席で代打・ケンプを出されて降板。7回102球(ストライク69球)を投げ、13奪三振1四球、6安打4失点だった。防御率4.02となった。
(Full-Count編集部)