「俺の侍ジャパン」次世代枠で2チーム競合!? 来季ブレイク期待の22歳とは
テレ朝「中居正広のプロ野球魂」でブレイク期待された真砂勇介
一流選手が監督となり、現役選手をドラフト形式で指名して架空の日本代表チームを作るテレビ朝日の人気番組「中居正広のプロ野球魂」が27日深夜に放送され、「プラスワン次世代枠」の項目で1軍未出場のある選手が指名され、反響を呼んだ。
それぞれが独自の観点から選手を指名する「俺の侍ジャパン」が人気の同番組では今回、巨人・阿部慎之助とタレントの伊集院光がタッグの「チーム阿部」、ロッテ・涌井秀章と角中勝也、タレントの井森美幸の「チーム涌井&角中」、楽天・則本昂大とソフトバンク・武田翔太とタレントの武井壮の「チーム則本&武田」に分かれてチームを選抜。誰もが知っているメジャーリーガーの指名や日本ハム・大谷翔平の指名などに注目が集まった。
その中で若手で注目を浴びた選手がいた。22歳のソフトバンク・真砂勇介外野手だ。
今回は特別に未来の野球界を担う存在として、WBCに連れて行きたい「プラスワン次世代枠」を選ぶ場面が用意され、チーム阿部は今年終盤に大ブレイクしたオリックスの吉田正尚外野手を指名。一方、他の2チームはまだ1軍に出場したことがない真砂を指名し、競合となった。ホークスの若き主砲候補への期待を感じさせた。
真砂は2012年に京都・西城陽高校からドラフト4位でソフトバンクに入団。10月末からメキシコで行われた「第1回 WBSC U‐23ワールドカップ」では世界一に輝いた侍ジャパンU‐23代表の4番を務めた。同大会では31打数12安打の打率.387、4本塁打、14打点の好成績をマーク。大会MVPを獲得した。
抜群の身体能力を持つ185センチ、80キロの体格。50メートル走6秒1の俊足で、遠投100メートル超の強肩。フリー打撃などで見せる飛距離はチーム屈指。来季から1軍打撃コーチとなる藤本博史打撃コーチが「ミギータ」と命名したほどだ。ウエスタン・リーグで規定打席に到達。主に1番や3番などで出場し、319打数94安打7本塁打44打点をマークした22歳。「第2の柳田」となれる存在と期待されている。
同僚の武田も名前を挙げるほどの有望株。近い将来、「俺の侍ジャパン」に名前が挙がるような飛躍を期待したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count