田中将大で地区Vのヤンキース、2年連続100勝到達 30人がIL入りも圧倒的強さ
2年連続100勝は2002~04年以来、ブーン監督の就任から2年連続100勝は史上初
■ヤンキース 9-1 エンゼルス(日本時間20日・ニューヨーク)
ヤンキースは19日(日本時間20日)、本拠地エンゼルス戦に9-1で快勝し、7年ぶり19度目の地区優勝を決めた。田中将大投手が7回4安打1失点6奪三振無四球の快投で11勝目(8敗)。打線も4本塁打が飛び出すなど、久々の地区制覇に華を添えた。ヤンキースは今季100勝54敗の勝率.649と圧倒的な強さを見せており、2年連続のシーズン100勝到達となった。
ヤンキースは昨季、100勝62敗という好成績を残したものの、ライバルのレッドソックスが108勝54敗で地区制覇。ヤンキースはワイルドカードゲームでアスレチックスに7-2で勝利したが、地区シリーズではレッドソックスに1勝3敗で敗れた。
今季は開幕前から怪我人が続出。30人が故障者リスト(IL)入りするというメジャー新記録を作りながら、シーズンを通じて強さを維持。ヤンキースの2年連続100勝は、2002~2004年(103勝、101勝、101勝)以来で、アーロン・ブーン監督はメジャー史上初めて就任から2年連続100勝以上を達成した。プレーオフでは、松井秀喜氏がワールドシリーズMVPに輝いた2009年以来の世界一を目指す。
(Full-Count編集部)