WBC各代表チームで続々と新メンバーを追加 青木同僚は2大会連続出場

アストロズ救援グレガーソンがアメリカ代表入り

 来年3月に開催される第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、出場各国・地域代表チームでは着々と準備が進んでいるようだ。アメリカ代表としては、今季サイ・ヤング賞受賞のマックス・シャーザー投手らが早々に参加表明しているが、今度はアストロズ救援のルーク・グレガーソン投手が参加表明したという。MLB公式サイトが伝えている。

 今季アストロズで59試合に登板し、4勝3敗15セーブ、防御率3.28の成績を収めた32歳右腕は、2013年に開催された第3回大会でもアメリカ代表として出場。前回大会では2回を投げて無失点だった。アストロズからは青木宣親外野手が日本代表入り。2大会連続出場となるグレガーソンとは、早くても決勝ラウンドでの対戦になりそうだ。

 また、記事によれば、カージナルスのマット・カーペンター内野手にも参加要請が伝わっているが、まだ返答していないようだ。今季は129試合に出場して打率.271、21本塁打、68打点を記録。遊撃以外すべての内野を守るユーティリティプレーヤーが加われば、アメリカ代表にとって大きな戦力アップになる。

 新たに2選手が参加表明したと伝えられるのが、プエルトリコ代表だ。プエルトリコの新戦力となるのは、2人の新人選手。右腕セス・ルーゴは今季メッツでデビューした27歳。当初はリリーフ起用だったが、シーズン途中から先発ローテに入り、17試合に登板(先発8試合)して5勝2敗、防御率2.67の好成績を残した。

 ツインズのエディ・ロサリオ外野手はメジャー2年目の25歳で期待の有望株。今季は92試合に出場し、打率.269、10本塁打、32打点という成績だった。

 日本代表も19人のメンバーを先行発表するなど、世界一奪還を目指して準備を進めているが、各代表チームも最強チーム結成に向けて今までにない本気度を示している。戦いの火ぶたが切られるまで約2か月半。各チームともにどんな顔ぶれが出揃うのか楽しみだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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