ロッテ福浦が引退試合に「7番・DH」で先発出場 第1打席は遊ゴロ
監督、コーチ、選手全員が背番「9」のユニホームを着用
■ロッテ – 日本ハム(23日・ZOZOマリン)
ロッテの福浦和也内野手が23日、本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム戦で引退試合に臨んだ。入団26年目の43歳は「7番・DH」で先発出場。1回1死一、二塁で迎えた第1打席で、日本ハムの先発・堀に対してカウント2-2から遊ゴロに倒れた。
17メートルの強風が吹きつけた本拠地で福浦が最後の試合に臨んだ。ヘルメットを脱いで礼をして迎えた第1打席はカウント2-2から堀の142キロに強振するも遊ゴロに終わった。それでも満員の観衆から大きな拍手が沸き起こった。
千葉・習志野高からドラフト7位で投手として1994年に入団。1年目に野手に転向し、昨年9月22日に通算2000安打を達成した。
今年の春季キャンプ前に今季限りでの引退を表明した福浦はここまで兼任の2軍打撃コーチの役割に重心を置き、この日が今季初めての1軍昇格。1軍ベンチ入り選手と監督、コーチ全員が背番号「9」のユニホームを着用して試合に臨み、福浦の引退を惜しんだ。
(Full-Count編集部)