トランプ氏がMLBコミッショナーと対談「NYで最も優れた野球選手だった」!?
次期大統領の“主張”に地元紙も「間違いなく、彼は素晴らしい選手だった」
ドナルド・トランプ次期米大統領が、かつては「ニューヨークで最も優れた野球選手だった」と“主張”したと、地元紙「カンザスシティ・スター」が報じている。
トランプ氏は10日(日本時間11日)にニューヨークでMLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏、ヤンキースのランディ・レバイン球団社長と対談し、そこで野球談義に花を咲かせたという。
同紙は「かつてニューヨークで最も優れた野球選手だったトランプが、MLBコミッショナーと交流」との見出しで、「大統領就任式の日まで10日となった。ドナルド・トランプ時期大統領は閣僚の起用に忙しい。しかし、少しも野球の話が出来ないという訳ではない」と伝えた。
対談後のマンフレッド氏は「彼は、自身の野球に関する歴史や、どれほど野球に夢中かを語ってくれたよ。就任式前に、こうして話し合う機会が持てて嬉しいよ」と振り返ったという。これを受けて、同紙は「トランプ氏の野球の歴史」として「ニューヨーク・ミリタリー・アカデミーの在籍していた際、彼は野球をしていた。間違いなく、彼は素晴らしい選手だったのだ」と解説している。
記事の中で紹介しているのが、トランプ氏に関する本を執筆したことのあるジャーナリストのマイケル・ダントニオ氏に対して、次期大統領が明かしたという話だ。トランプ氏は「誰も知らないが、私は常に最も優れたアスリートだった。若い頃、私はニューヨークで最も優れた野球選手だったんだ…。しかし、当時は野球を通じて大金を得ることはできなかったから、限界を感じてしまった…。みんな僕に野球選手になって欲しいと望んでいたよ」と語っていたという。
現在70歳のトランプ氏。確かに、当時のメジャーリーガーの年俸は現在と比べものにならないくらい低かった。野球選手ではなく不動産王として大金を稼いできたが、野球を続けていたら、メジャーリーガーになれていたのだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count