ホークス工藤監督、残り2試合もフルメンバー示唆 「問題ない選手は出てもらう」
CSを睨んでの中継ぎ起用も「そこはコーチとも話をして」
ソフトバンクは28日からオリックスを相手に京セラドームでシーズン残り2試合を戦う。チームは移動を前に軽めの全体練習を行った。
この日の全体練習は、通常の試合前練習とほぼ同じメニュー。その中で牧原大成が高谷裕亮のプロテクター類を身に付けて捕手練習を行うシーンも見られた。
工藤公康監督は「万が一の場合」を強調しながら「こないだの楽天戦のようなこともあるので、練習しといた方がというところです」と説明。
残り2試合について「多少なりとも故障歴のある選手もいるので、そこは考えます。ただ、ファンの皆さんが応援に来てくれるので、コンディションに問題のない選手には出てもらいます」と、関西のファンを気遣った選手起用を明言。
先発するバンデンハークには「こちらとしてはCSを睨んでという考えもありますが、彼には普段通りに投げてもらいます」と語り、中継ぎ陣については「投げておいた方がいいという投手や投げたいという投手もいるでしょうから、そこはコーチとも話をして」と、1週間後のCSに向けた調整登板もあり得ることを示唆した。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)