MLBが来年の春季キャンプで「ロボ審判」使用も 秋季リーグで導入中

「ロボット審判システム」は米独立リーグで試験的に導入されている
「ロボット審判システム」は米独立リーグで試験的に導入されている

米独立リーグの「アトランティック・リーグ」で最初に試験導入

 メジャーリーグ機構(MLB)が、ストライクとボールを電子的に判定する「ロボット審判システム」ABS(Automated Ball-Strike System)を、有望株が集まる「アリゾナ・フォールリーグ」で導入して話題を呼んでいる。ABSは、MLBと提携関係にある米独立プロ野球リーグ「アトランティック・リーグ」でまず試験的に導入された。米メディア「CBSスポーツ」などによると、今回は「ソルトリバー・ラフターズ」と「スコッツデール・スコーピオンズ」の本拠地である「ソルトリバー・フィールズ」で開催される全ての試合で使用されているという。

 MLBのシニア・バイス・プレジデントであるモーガン・ソード氏はMLB公式サイトで「ABSをアリゾナ・フォールリーグで使い続けることを決めた。これは、審判、選手、コーチから、フィードバックが得られる重要な機会となる」と話している。

 CBSスポーツは「今回の導入は、MLBが、電子ストライクゾーン(ロボット審判)に興味を持ち続けていていることを示しており、次の大きなステップとして、2020年のスプリングトレーニングで使用するということもあり得るかもしれない」と指摘している。

 9月18日に開幕した「アリゾナ・フォールリーグ」は10月26日まで開催される。

(Full-Count編集部)

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