DeNA今永、186奪三振も7敗目「良かったものが剥がれた」 7失点で8回途中降板
今季13勝も直近3戦で勝ちなし、修正点見つからず
■阪神 7-0 DeNA(28日・横浜)
DeNAは28日の阪神戦(横浜)に0-7で敗れた。先発した今永は7奪三振と、試合終了時点ではリーグトップとなる186奪三振も達成したが、7失点(自責6)で7敗目を喫した。
シーズン最終戦は2年連続、阪神に敗れて終わる形となった。開幕戦を勝利で飾った今永だったが、最終戦では7回1/3を投げ7安打7奪三振4四死球と乱れた。
「今日は試合開始からそんなに調子がよくなかった。4回が山場とよく言われますが、今日の調子がばれてしまった」と今永。悔やんだ4回は2連続四球などで1死満塁とすると、そこから打たれて4失点となった。
さらに8回にも3失点、7回1/3で降板した。「(体は)いけるか、とコーチに聞かれたのでいけると答えました。抑えて帰ってきたかった」と悔やんだ。
前回登板の広島戦(横浜)でも4回1/3、7失点KO。最近の不調には今永自身も不安を抱いており「どんどん化けの皮が剥がれるというか、良かったものが剥がれている。修正点はまだ見つかっていないので、このままの状態でCSに入るのは不安」と本音を吐露。
ラミレス監督はここまで13勝を挙げたエースのCS起用を明言しており、この日も「全体的には悪くなかった。3回までは非常によかった」と評価。ファーストステージの初戦、10月5日まで、十分に時間は残されている。今永は「しっかり探って、いい1週間に」と力を込めた。
(Full-Count編集部)