ダルビッシュ、上原は“鈍感力”のススメ 侍投手陣はWBC球にどう対応すべき?
メジャーリーガーが侍投手陣に贈ったアドバイス、ダルは大谷に「気にするな」
2大会ぶりの世界一をかけた第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕まで、あと2か月を切った。野球日本代表「侍ジャパン」に選ばれている日本ハム・大谷翔平、巨人・菅野智之ら投手陣は本大会へ向けて急ピッチで調整を進めている。
現役メジャーリーガーでは、アストロズ・青木宣親外野手の参戦が決まっているが、レンジャーズのダルビッシュ有、ヤンキースの田中将大、ドジャースの前田健太、マリナーズの岩隈久志らメジャー投手の招集は極めて難しい状況。今季からカブスに移籍した上原浩治投手は、すでに辞退したことを明かした。
ほぼ国内組で臨むことになる投手陣編成で、世界一への最大の鍵となるのが滑りやすいとされるWBC公式球への対応だ。現役メジャーリーガーが国内組の侍ジャパン投手陣へ送ったアドバイスをまとめてみた。
まずはレンジャーズのダルビッシュ。シーズン終了後に公の場には表れていないものの、12月中から日本ハム・大谷らと都内施設で自主トレをしてきた。12年からレンジャーズでメジャー通算46勝(30敗)。合同自主トレ中、大谷は多彩な変化球を操る先輩右腕からWBC球への助言を受けたという。
大谷「『特に気にするな。それが1番いい』と。自分なりに考えた結果、そうなればいい。工夫できることはして、どんどん試して行ければ」