パイレーツがハードル監督を電撃解任 2013年に最優秀監督も今季は地区最下位に低迷
2021年まで契約も、GM「新しいリーダーシップを必要とする時」
パイレーツは29日(日本時間30日)、クリント・ハードル監督の解任を発表した。今季最終戦となる同日の本拠地でのレッズ戦開始1時間10分前に発表。MLB公式サイトが伝えた。
ハードル監督は2011年に就任。13年にはチームの連続負け越しを20年で止め、ナ・リーグの最優秀監督賞に輝いた。13年から3年連続でプレーオフに導くなど手腕を発揮したが、今季はナ・リーグ中地区の最下位に低迷。2年前に2021年まで契約を延長していたが、球団は解任に踏み切ったとしている。
ニール・ハンティントンGMは「新しいリーダーシップを必要とする時だと思いました。彼がここに来る前と比べたら、彼の時代は祝福されるべきです。ワールドシリーズを制覇することはできませんでした。しかし、ポストシーズンには進出することができました」などと説明したという。
ハンティントンGMは、最後の試合の指揮を執ることになると知らせるのが適切と考え、試合前にハードル監督に解任を伝えた。しかし、62歳のハードル監督は最終戦の指揮を執らずに試合開始前に球場を去った。トム・プリンス・ベンチコーチが監督代行を務めた最終戦もパイレーツは敗れ、69勝93敗で今シーズンを終えた。
(Full-Count編集部)