WBC辞退を表明の田中将大、ファンから激励相次ぐ「サイ・ヤング賞を期待」
ツイッターでファンに報告、オファーに「大変光栄」も…「色々な状況を踏まえて」
ヤンキースの田中将大投手が23日、自身のツイッターを更新し、3月のワールド・ベースボール・クラシックへの不参加を報告した。「既に報道で出ていますが、今回自分なりに色々な状況を踏まえて、WBCは参加しない決断をさせていただきました」と投稿した。
田中は楽天に所属していた09年の第2回大会、13年の第3回大会に出場。09年は4試合登板(計2回1/3)、0勝0敗、防御率3.86。13年は4試合登板(計7回)、0勝0敗、防御率2.57をマーク。昨季はヤンキースのエースとして初めて規定投球回に到達。自身最多の14勝4敗、防御率3.07を記録し、今大会の侍ジャパンではエース級と期待されていた。
レンジャーズ・ダルビッシュ有に続くWBC不参加表明。先発投手は開幕直前で調整が難しい。「小久保監督からも直接オファーをしていただき、大変光栄でした。シーズンに向けてしっかりと準備して、チームに貢献出来るように頑張ります。」と締めくくった。
ファンからのコメントでは田中のWBC不参加を寂しがる一方、「サイ・ヤング賞を期待しています」、「ワールドシリーズでマウンドに立てるように頑張ってください。いつだって日本のエースは田中投手ですから」と言った激励のコメントが相次いだ。ヤンキースでの世界一へ集中することとなりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count