侍J小久保監督、三遊間・松田&坂本、二塁・山田明言 菊池はマルチ起用も
昨年強化試合では山田を三塁でも起用
3月開幕の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に挑む野球日本代表「侍ジャパン」のメンバーが24日に発表され、同日会見に臨んだ小久保裕紀監督は三遊間について松田宣浩(ソフトバンク)と坂本勇人(巨人)を起用する方針を示した。
招集したメンバーから辞退者が1名出たため、この日は27選手を発表。残り1選手は決まり次第、発表となる。小久保監督は現時点での起用法として「サードは松田しか選んでないので、松田でいきますし、ショートは坂本。昨年の成長があるので」と明言。「あとは集合してから一冬こしてるので、現時点での状態を把握しないといけない。状態の見極めはコーチ陣含めて徹底してやりたい」と話した。
また、昨年11月の強化試合で三塁を守らせたこともあった山田哲人(ヤクルト)に関してては「セカンド一本」での起用を明言。一方、菊池涼介(広島)に関しては「内野手、ショートとサード含めて、緊急事態の時はそういうことも出てきます」と話し、ユーティリティーとしての起用を示唆した。一塁は打線の主軸を務める中田翔(日本ハム)が守ることが確実で内野陣の陣容はほぼ固まった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count