大石ら3選手が引退、高木勇ら5選手は現役希望、金子一は未定…西武9選手が戦力外
大石はチームスタッフとして球団残留へ、渡辺GM「チームをサポートしてほしい」
西武が3日、大石達也投手、高木勇人投手、小石博孝投手、廖任磊投手、南川忠亮投手、松本直晃投手、郭俊麟投手、金子一輝内野手、斉藤彰吾外野手の9選手に、来季の契約を結ばないことを通告したと発表した。
2010年ドラフトで6球団競合の末に西武に入団した大石は「野球はもう続けるつもりはない」と現役引退の意向を明かし、「(プロに)入る前にイメージしていた自分とかけ離れていた。悔しい気持ちを味わった場面の方が多かった」とプロ9年間を振り返った。今後は今年1月に新設されたファーム育成グループのチームスタッフとして球団に残る見通しで、渡辺久信球団本部GMは「色んな部分からチームをサポートしてほしい」と右腕に期待を寄せていた。
渡辺GMによると、今回戦力外の通告を行った9選手全てに対しチームスタッフや西武のグループ企業を含む就職などを提案したという。
大石の他にも南川、斉藤彰が引退を決断。現役続行の意思を示している高木勇、小石、松本直はトライアウトを受験する予定で、廖は国内外を含めオファーを待つ。郭は現役続行を希望していると渡辺GMが明かした。金子一は、現役続行を含め今後については未定とした。
(安藤かなみ / Kanami Ando)