元Gマイコラス、自身初PSで“開幕投手”も初勝利お預け 5回1失点好投&打撃で二塁打
ブレーブスとの地区シリーズ初戦で先発し、5回3安打1失点
■ブレーブス – カージナルス(地区シリーズ・日本時間4日・アトランタ)
ナ・リーグの地区シリーズが3日(日本時間4日)、各地で開幕した。元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手は敵地で行われたブレーブスとの第1戦で先発。自身初のポストシーズン(PS)で“開幕投手”を任され、5回3安打1失点と好投したものの、PS初勝利はお預けとなった。
初回は先頭のアクーニャJr.から2者連続四球と制球が安定しなかった。同1死一、三塁からドナルドソンを二ゴロに。併殺コースだったが、二塁ウォンの二塁送球エラーの間に先取点を献上。続く同一、二塁では後続を打ち取ってピンチを脱した。
2回は先頭のマッキャンに中堅へ二塁打を許したものの無失点。3、4回は3者凡退に抑えた。同点に追いついた5回は2死からアクーニャJr.に左中間二塁打とされたが、アルビーズを一飛に抑えた。5回78球を投げ、2奪三振2四球3安打1失点だった。
打撃では3回1死の第1打席で左腕カイケルから左中間二塁打を放った。得点にはつながらなかったが、5回無死一塁では投犠打を決めて、同点劇を演出した。投打で奮闘したものの、同点の場面で降板したため、勝ち星はつかなかった。
(Full-Count編集部)