カージナルス先勝! 元Gマイコラス5回1失点好投、二塁打も放ち投打で躍動
元日ハムのブ軍マーティンは1球も投げずに降板→2点差逆転負け
■カージナルス 7-6 ブレーブス(地区シリーズ・日本時間4日・アトランタ)
ナ・リーグの地区シリーズが3日(日本時間4日)、各地で開幕。カージナルス(中地区1位)は敵地でブレーブス(東地区1位)に7-6で逆転勝ちした。元巨人のマイルズ・マイコラス投手は自身初のポストシーズンで“開幕投手”を任され、5回3安打1失点と好投。勝ち星は付かなかったが、チームの勝利に貢献した。
マイコラスは初回に2者連続四球などから味方の失策の間に先制点を献上。しかし、3、4回を3者凡退に抑えるなど試合を作った。5回78球を投げ、2奪三振2四球3安打1失点。打撃でも3回1死で左腕カイケルから左中間二塁打を放つと、1点ビハインドの5回無死一塁では投犠打を決めて同点劇を演出した。投打で奮闘した。
カージナルスは2点を追う8回にゴールドシュミットの左越え1号ソロで追撃すると、代打・カーペンターの左前適時打で同点に。9回にはオズナの左翼線2点二塁打、ウォンの右翼線2点二塁打で一挙4点を勝ち越した。14安打7得点を挙げて、先勝した。
ブレーブスは同点の6回に2点を勝ち越したが、8回に5番手で救援した元日本ハムのマーティンが投球練習中に左脇腹を痛めて1球も投げることなく降板。急遽救援したジャクソン、メランソンが打ち込まれた。9回にアクーニャJr.の左中間1号2ラン、フリーマンの中越え1号ソロで1点差に迫ったが、反撃は届かなかった。
(Full-Count編集部)