前田健太、第1戦で今季PS初登板 7回途中から打者5人を完璧に抑える快投!
本拠地ナショナルズ戦に登板、2点リードで登板し追加点を呼び込む快投
■ドジャース – ナショナルズ(地区シリーズ・日本時間4日・ロサンゼルス)
ドジャースの前田健太投手が3日(日本時間4日)、本拠地での地区シリーズ第1戦・ナショナルズ戦で7回に3番手で登板。1死走者なしでマウンドに上がり、打者5人を完璧に打ち取った。1回2/3を無安打無失点2奪三振。今季ポストシーズン(PS)初登板は快投となった。
先発ビューラーが6回無失点と快投したドジャースは2点リードの7回、左腕コラレクがマウンドへ。ソトを空振り三振に抑える。すると、続くケンドリックを打席に迎えて前田が登板。初球はカーブから入ると、その後は2球ストライクで1ボール2ストライクとして、最後はスライダーでライトへのライナー。右翼のテイラーがスライディングキャッチした。
さらに、続くカブレラはスライダー2球で追い込み、3球目は94マイル(約151キロ)の直球で押し込んで内野フライ。遊撃シーガーがつかみ、7球で2アウトを奪った。打線はその裏に2点を追加。4点差となった8回も続投した前田は、ロブレスをスライダーで空振り三振に仕留めると、ゴームズもスライダーで空振り三振。さらに、最後はパーラは一ゴロと打者5人を完璧に抑えた。前田はその裏に代打を送られて降板となった。
ドジャースはナ・リーグ西地区を7連覇。2016年に加入した前田自身は4年連続のプレーオフで、過去2年はリリーフとしてワールドシリーズ進出に大きく貢献した。しかし、いずれでも頂上決戦で敗れており、31年ぶりの世界一を目指すチームを今年もブルペンで支えることになる。
(Full-Count編集部)