WBCでの大谷翔平は2017年の「5大注目トピック」の1つ 米メディアが選出
過去にはチャプマン、ダルビッシュら当時の“スター予備軍”も出場
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕を3月に控え、米メディアは2017年シーズンのMLBの「5大注目トピック」の1つに同大会を挙げて、野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(日本ハムの)の存在について特筆している。米スポーツ専門サイト「スポーツ・オン・アース」が報じた。
記事では、最初の注目事項として、3月6日に開幕するWBCを選出。「2006年の第1回WBCにさかのぼり、懐疑論も登場したが、それは短絡的であると証明された」と世界最強国決定戦の意義について伝えている。
特集では、メジャーのスター選手の参加見送り、投球制限がもたらす一流投手のインパクトの欠如、アメリカ代表の恒例の不振、というマイナス要素を列挙。一方で、2013年の決勝ではドミニカ共和国がプエルトリコを撃破し、09年の決勝では日本が延長10回の死闘で韓国を倒したことに触れ、「過去2大会では地域のライバル関係から情熱的な決勝戦を生み出してきた」と振り返っている。
さらに、2013年にはレッドソックスのザンダー・ボガーツ内野手ら有望な若手内野手を擁したオランダ代表が、1、2次ラウンドで韓国とキューバを撃破し、準決勝に進出した活躍も特筆。WBCはアメリカのメディアと野球ファンにとって、3月の段階でプレーオフの雰囲気を味わう機会になるというだけでなく、未来のメジャーリーガーの実力を目の当たりにするチャンスだという。