DeNA筒香が豪快先制3ラン! ラミレス監督の采配的中、初回先頭から5連打で西攻略
過去2度ファーストステージを突破、17年には阪神倒し
■DeNA – 阪神(CS・5日・横浜)
DeNAの筒香嘉智外野手が、5日、阪神とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦で先制の3ランを放った。ラミレス監督の采配が的中し初回から主導権を握った。
初回、この日1番で起用された神里が右前打で出塁すると、続くソトも右前打。連打で無死一、二塁のチャンスを作ると「3番・左翼」で出場した筒香が1ストライク2ボールから右中間スタンドに飛び込む3ランを放った。さらにロペスの左前打、宮崎の投手強襲安打で先頭から5連打で西を攻略した。
ラミレス監督は試合前、筒香について「初回から攻撃してほしいと(3番に起用した)。キープレーヤーになるだろう」と起用法を説明していたが、これがハマった。
今季は阪神に16敗を喫し、先発西にも9月28日の最終戦(横浜)で0-7で敗戦している。しかし筒香は前日4日の会見で「公式戦とCSはまったくの別物。事実として負け越しているけれど、明日からは別物」と語っていた。その言葉通り、これまでの苦手意識を払しょくする一振りだった。