崖っぷちの鷹、松田宣が今季初めてスタメン落ち 工藤監督明言、グラシアルが三塁に

ソフトバンク・松田【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・松田【写真:藤浦一都】

試合前練習で工藤監督が明言、楽天先発の美馬とは今季.111と苦手にしていた

■ソフトバンク – 楽天(CS・6日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクの工藤公康監督が、思い切った策に出る。6日、本拠地ヤフオクドームで行われる「パーソル クライマックスシリーズ パ」1stステージ楽天戦の第2戦。指揮官は松田宣浩内野手をスタメンから外し、ジュリスベル・グラシアル内野手を今季初めて三塁で起用する。

 初戦を落とし、崖っぷちに立たされた昨季の日本一ソフトバンク。絶対に勝たなければならない一戦で、指揮官は決断を下した。今季チームで唯一、全試合にスタメン出場していた松田宣を先発から外す。試合前練習で工藤監督は「サードにグラシアルを入れます。本人には話をしました」と明らかにした。

 この日の楽天先発・美馬とは今季18打数2安打、打率.111と苦手としている松田宣。シーズン終盤も調子を落としており、前日の試合も4打数無安打に終わっていた。松田宣に代わって三塁には今季初めてグラシアルが入り、外野には福田秀平外野手が起用される見込みだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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