ホークス福田が4回に勝ち越し弾 勝負強い30歳が大仕事「今年一番の手応え」
第1戦は出場機会なし、「6番・右翼」での起用に応える一振り
■ソフトバンク 6-4 楽天(CS・6日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクと楽天による「パーソル クライマックスシリーズ パ」1stステージは6日、第2戦が行われ、ソフトバンクが6-4で勝ち、1勝1敗のタイに持ち込んだ。
殊勲の一打を放ったのは「6番・右翼」で先発出場した福田だった。4-4で迎えた4回、先頭で入った第2打席でカウント1-2から楽天の先発・美馬の変化球をとらえて右翼席中段に勝ち越しの1号ソロを放った。
「素直にうれしい。先頭打者だったので、とにかく出塁しようという気持ちでした。手ごたえは今年一番」とお立ち台で笑みを浮かべた。
入団13年目の生え抜きの30歳は今季80試合に出場。打率.259、8本塁打、26打点と存在感をを発揮していた。5日の第1戦は出番なし。先発に抜擢された試合でしっかり仕事を果たし、チームに勝利をもたらした。
「負けたら終わりの試合。何とかしたいという思いで試合に臨んだ。泣くのは嫌。笑って(1stステージを)終えられるように、明日も頑張りたい」。7日の第3戦に向け、早くも闘志をみなぎらせた。
(Full-Count編集部)