広島が佐々岡真司1軍投手コーチの監督就任を発表 投手出身指揮官は53年ぶり
現役通算138勝153敗106セーブ、1999年にノーノーを達成
広島は7日、今季1軍投手コーチを務めた佐々岡真司氏が監督に就任すると発表。同日、マツダスタジアムで就任記者会見が行われた。
52歳の佐々岡氏は1990年にドラフト1位で広島に入団し、カープ一筋18年間プレー。570試合登板で138勝153敗106セーブ、防御率3・58の成績を残した。2年目の91年には17勝、防御率2.44で両タイトルを獲得してリーグ優勝に貢献。シーズンMVP、沢村賞を受賞した。1999年には中日を相手にノーヒットノーランを達成している。2007年を最後に現役引退。解説者を経て2015年に2軍投手にコーチに就任し、今年から1軍投手コーチ務めた。
広島は球団公式HPで「佐々岡真司新監督 就任会見」と発表。「心引き締まる思いでいっぱいです。選手18年、1、2軍コーチ5年、そして今回大役を任され、今年の経験を反省して、来季V奪回、そして日本一を目指して全身全霊込めて務めさせていただきます」などと、新指揮官の会見でのコメントを発表した。
昨季までリーグ3連覇を果たした広島は今季70勝70敗3分で4位に終わり、緒方孝市監督が辞任した。広島で投手出身の監督は長谷川良平氏(1965年途中-67年)以来、53年ぶり。佐々岡氏の手腕が注目される。
(Full-Count編集部)