西武辻監督、鷹との2年連続CSファイナルへ誓う「リベンジには格好の相手」

西武・辻監督【写真:荒川祐史】
西武・辻監督【写真:荒川祐史】

昨年はリーグ制覇もCSはソフトバンクの前に敗退「今までやってきたとおりにやってくれれば」

■西武 – ソフトバンク(CS・9日・メットライフ)

 西武の辻発彦監督が8日にメットライフドームで行われた全体練習を前に、9日から始まるソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージへの意気込みを語った。辻監督は「1勝(アドバンテージ)をもらっている。必ず3つ勝って、日本シリーズに行く。その目標しかない」とCS突破を力強く誓った。

 昨年はリーグ優勝を果たしたものの、ファイナルステージでソフトバンクに敗れ涙を飲んだ。今年もファイナルステージの対戦相手が同じソフトバンクに決まったことを受け、「去年同じ相手にやられている。選手たちがリベンジするには格好の相手でしょう」と大きく構えた指揮官。初戦の先発はチームトップの12勝を挙げたニールに託す。「エースとして勝ちをもたらしてくれた。力と運を全て備えている」と辻監督が期待する負けない男で白星の先取を狙う。

 6試合のみの短期決戦に臨むナインに対しては「1つのヒットがチャンスになる。1番から9番まで繋がりを持って、どこからでもチャンスが作れる。全ての選手に役割がある。今までやってきたとおりにやってくれれば。1、2番がいかに出塁できるか」とレギュラーシーズン同様の戦い方を期待していた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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