黒田の穴埋める存在へ 先発再転向の広島・大瀬良が熱投52球「もっともっと」
野村と並んでマウンドへ
広島の大瀬良大地投手(25)が宮崎・日南キャンプ3日目、ブルペンで52球も投球練習を行なった。昨季16勝を挙げた野村祐輔投手と並んで立ったマウンドで、カーブ、スライダー、カットボール、フォークを交えて、ボールを投げ込んだ。
ルーキーイヤーの2014年に10勝を挙げて、新人王に輝いた右腕。15年はチーム事情でシーズン途中からリリーフへ配置転換となり、16年はキャンプ中に右肘の違和感を訴えて、離脱。7月20日の中日戦(マツダ)で先発し、1軍に復帰したものの、その後はリリーフでの起用となり、3勝1敗4ホールド、防御率3.32だった。
昨季限りで黒田博樹が引退。その穴を埋める存在として期待され、今季は再び先発に転向する大瀬良。「体に関しては問題なく投げられている。もっともっと投げ込んでいきたい。今年は先発でしっかり結果を残していきたい」と強い意気込みを示していた。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani