西武、外崎2点三塁打で逆転 直前に中村適時打で「勢いに乗って打てました!」

逆転タイムリースリーベースヒットを放った西武・外崎修汰【写真:福谷佑介】
逆転タイムリースリーベースヒットを放った西武・外崎修汰【写真:福谷佑介】

3回に3得点で一気に逆転「とにかく『思い切りいこう!』と思って打席に入りました」

■西武 – ソフトバンク(CS・9日・メットライフ)

 クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージが10日に開幕し、西武が3回に外崎修汰内野手の2点三塁打で逆転に成功した。

 西武は初回に先発・ニールが松田宣に右越え二塁打を浴び先制を許す。しかし3回、1死から秋山の四球と源田の中前安打でチャンスを作ると、2死一、三塁で中村がソフトバンク先発の和田から左前適時打。1点を返すと、2死一、二塁からは外崎が内角低め直球を弾き返し、中越えの適時三塁打に。走者が2人還り、逆転に成功した。

 中村は「打ったのは、スライダー。ランナーをかえせてよかったで」と淡々。一方、外崎は「打ったのは、ストレートです。あの場面は追い込まれていましたが、チャンスだったのでとにかく『思い切りいこう!』と思って打席に入りました。中村さんがタイムリーヒットで1点返してくれたあとだったので、その勢いに乗って打てました!」とコメントした。

 レギュラーシーズンで11連勝を飾ったニールは初回に3安打を浴び2点を失ったが、2回以降は持ち前の打たせて取る投球でソフトバンク打線を封じている。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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