田中将大の快投に敵将お手上げ「最高の出来。プラン、投球、テンポ…」
アストロズは田中の前に1安打、二塁も踏めずに敗れた
■ヤンキース 7-0 アストロズ(優勝決定シリーズ・日本時間13日・ヒューストン)
ヤンキースの田中将大投手は12日(日本時間13日)、敵地で行われているアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に先発し、6回1安打無失点4奪三振1四球と快投。ポストシーズン(PS)通算5勝目を挙げた。チームは7-0で先勝し、10年ぶりのワールドシリーズ進出へ好スタートを切った。
アストロズのAJ・ヒンチ監督は脱帽だった。田中を前に走者を出したのは2度。3回1死から8番タッカーが右前打で出塁したものの、続くチリーノスが三ゴロ併殺打。5回先頭でブレグマンが四球を選んだが、続くアルバレスの右飛で飛び出して一塁アウトとなった。今季レギュラーシーズン107勝で最高勝率.660を叩き出したアストロズ指揮官も完敗を認めるしかなかった。
「全てのことが良かったと思う。僕がこれまで見た中でおそらく最高の出来だったと思う。ゲームプラン、彼の投球、彼のテンポ。とにかく、全てのことが上手く行っているように見えた。我々は彼をほとんど打てなかった。彼は、今夜、ただ、本当に、本当に、良かった」
これでヤンキースはポストシーズン4連勝。13日(同14日)の第2戦、通算225勝右腕ジャスティン・バーランダーとの対決を前に、弾みをつける勝利となったに違いない。
(Full-Count編集部)