韓国50発強打者、渡米2年目は厳しい船出 引き取り手なくマイナー降格

朴炳鎬がツインズでマイナー降格、メジャーキャンプに招待選手で参加へ

 韓国球界で2年連続50本塁打以上をマークし、昨季ツインズに入団した朴炳鎬(パク・ビョンホ)内野手がマイナー降格となり、メジャーキャンプに招待選手として参加することが9日(日本時間10日)、発表された。

 2015年オフにポスティングを経て4年1200万ドル(約13億5000万円)でツインズと契約した朴は1年目に62試合に出場。打率.191、12本塁打、24打点とふるわず、傘下3Aでもプレーしていた。

 3年契約を残す韓国人打者に対して球団側はメジャー40人枠から外すためウエーバーにかけたが、結局、獲得に乗り出すチームはなかった。これを受け、米複数メディアも朴の現状を報じており、CBSスポーツ電子版は「30歳はウエーバーでいくらか注目を集めたものの、昨季の215打席で打率.191という成績に加え、いまだ彼にかかる900万ドルが最終的に他球団を踏みとどまらせた」とレポートした。

 韓国人スラッガーはスプリングキャンプで存在感を発揮し、再びメジャーの舞台に立てるか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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