WBCで侍Jと同組のキューバ、現地メディアは菅野警戒「7球種の武器を持つ」
侍ジャパンに「勝者のメンタリティ」、注目選手として菅野と山田をピックアップ
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2大会ぶりの優勝を目指す野球日本代表「侍ジャパン」。1次ラウンドでプールBに組み分けられた日本は、キューバ、オーストラリア、中国と2次ラウンド進出を懸けて戦うわけだが、本番に向けてライバル国でもWBC熱が高まっているようだ。キューバ関連情報サイトの「サイバーキューバ」では、3月7日に対戦する侍ジャパンについて特集記事を組み、巨人・菅野智之投手を警戒している。
「侍ジャパンに大リーガーはただ一人」と題した特集記事では、今回の代表メンバーでアストロズ青木宣親外野手が唯一のメジャーリーガーであることを紹介。さらに「日本のベーブ・ルース」大谷翔平が欠場することにも触れ、「ヒロキ・コクボが優勝できる要素は何か?」と検証している。
何よりも大きな要素とされているのが「勝者のメンタリティ」だ。第1、2回大会で優勝した実績は侮れないとしている。それと同時に「選手の資質も見過ごせない」として、2人の侍ジャパン選手に注目。投手では、菅野智之が注目されている。右腕はキューバ戦に登板しない可能性もあるが、記事では「7球種の武器を持つ」と警戒。その中でも「残忍なフォーク」と伝えている。
打者では、山田哲人をピックアップ。「2年連続で3割、30本塁打、30盗塁のトリプル3を達成した初めての選手」と偉業を称え、キューバが注意すべき選手として紹介している。
対戦国メディアが注目する2選手に対し、キューバはどんな対策を立ててくるのか。3月7日に行われる直接対決の日が楽しみだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count