ロッテ開幕ローテ入りへ期待される逸材右腕 投手コーチ「一番いいくらい」
アピール続くロッテドラ2酒居に首脳陣も熱視線
ロッテの開幕投手は3年連続で涌井に決まり、すでに伊東監督から告げられている。ソフトバンク相手の第2戦は石川と見られるが、3戦目以降の開幕ローテは流動的だ。「ある程度は決めているが、順番はどうなるかわからない。調子が上がらない人が出てくるので」と伊東監督は語っている。
英二(落合)投手コーチは「決まっているのは、涌井、石川の2人だけ。スタンリッジもまだ来てないし」と話しており、紅白戦、オープン戦を消化しながら、絞り込んでいくようだ。先発6人の枠で、残り4枠をめぐって、これから厳しい争いを繰り広げるわけで、昨年7勝の二木、5勝の関谷、今季プロ10年目で昨年6勝、左足首捻挫が心配された唐川、また、ドラフト1位の佐々木を筆頭にしたルーキーがどうからんでくるかが見どころになる。
ブルペンでは二木が昨年に実績で自信をつけたのか、伸びのあるボールを投げ、英二コーチも「去年の経験を生かしてもらわないと」と信頼を寄せているが、首脳陣が期待しているのは即戦力ルーキーたちだ。佐々木はもちろんだが大阪ガスからドラフト2位で入団した酒居智史投手にも熱視線を注ぐ。