ソフトバンク甲斐野、ドラフトから1年を振り返る 前夜は「なかなか寝付けなかった」
プロで初めての後輩が指名を受けることになるが「来年はまだ2年目なので」
17日はプロ野球ドラフト会議が行われる。昨年のドラフトでソフトバンクに1位指名された甲斐野央投手が、当時の心境を振り返った。
1年前の運命の日を「前日は『どこなんだろう』と思ってなかなか寝付けなかったです。当日は大学で横に(指名候補の)仲間がいたので、あまり緊張というのはなかったですね」と振り返った。
それから1年が経過しホークスで過ごしたことには「野手も投手もトッププレーヤーばかりだし、施設や設備を含めた環境は12球団でもトップクラスだと思っているので、ホークスに来て良かったと思っています。ちなみに、指名される前からホークスに来たかったんですけどね」と、相思相愛だったことを明かした。
この日のドラフトで、プロで初めての後輩たちが指名を受けるが「まだ先輩という実感はないですし、来年はまだ2年目なので、上の方たちに負けないくらい頑張りたいです」と気を引き締めた。投手陣の中でも“いじられ役”として愛されてきた1年だが「いじられ役の(後輩への)移行はあるんじゃないですか。それはそれでちょっと寂しいですけど」と笑った。
今後に向けては「まずはケガしないこと。日本一になって、自主トレでもしっかりと練習をして来年に備えたいです」と更なる飛躍を誓っていた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)