【ドラフト】横浜・及川は阪神から3位指名「雰囲気がいい、明るいイメージがある」
奥川、佐々木、西と“高校四天王”、阪神は5位まで甲子園のスターを指名
2019年度の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」は17日に都内で行われ、横浜の及川雅貴投手は阪神が3位で指名した。同校で会見を行った及川は「率直にとてもホッとして嬉しい気持ちです」と語った。
最速153キロの直球とスライダーのコンビネーションが武器で、星稜・奥川恭伸、大船渡・佐々木朗希、創志学園・西純矢と共に“高校BIG4”とも呼ばれる左腕。中学時代から注目を集め、U-15W杯では大会最優秀防御率に。横浜では1年春からベンチ入りし、春1回、夏2回の甲子園に出場した。
「ようやくスタートラインに立てたのかないうと思いました」と話した及川は、阪神のイメージについて「指導者も含めて選手1人1人の雰囲気がいい、明るいイメージがある。自分もその雰囲気に早く慣れて楽しんでいけたらいいなと思います」と続けた。
阪神は1巡目指名で星稜・奥川のくじを外すも、“外れ1位”で創志学園の西純矢投手を単独指名。2位では今夏の甲子園を制した履正社の井上広大外野手を指名した。3位で及川を指名した後は、4位で東海大相模の遠藤成内野手、5位で中京学院大中京の藤田健斗捕手を指名。5位までが甲子園を沸かせた高校生という驚きのドラフトとなった。また、横浜からは16年の藤平尚真(楽天1位)、17年の増田珠(ソフトバンク3位)、18年の万波中正(日本ハム4位)に続いて4年連続での指名となった。
(Full-Count編集部)