【ドラフト】6人が志望届提出の慶大で明暗 最多4人に吉報もエース左腕らは指名漏れ
津留崎、郡司、柳町が支配下で、植田が育成で指名を受ける一方で…
2019年度の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が17日に行われ、6人がプロ志望届を提出した慶大からは育成指名を含めて4人が指名を受けた。一方で、エース左腕ら2人の名前は最後まで呼ばれず、明暗が分かれる形となった。
ドラフト会議開始から約1時間超。まずは153キロ右腕の津留崎大成投手が楽天から3位指名され、選手らの控え室が沸いた。その後も郡司裕也捕手が中日4位、柳町達内野手がソフトバンク5位と続き、喜びの声をあげた。さらに育成ドラフトでは、肘の手術で現在リハビリ中の植田将太捕手がロッテから2巡目で指名され、涙ながらに支配下獲得を誓った。
指名された4選手は、大久保秀昭監督とともに記念写真。学内に設けられた会見場は華やかな空気に包まれたが、隣の控え室では2選手が涙をのんだ。最速144キロのエース左腕・高橋佑樹投手と、3年秋の東京六大学リーグでベストナインを獲得した中村健人外野手は指名漏れ。1チームから4人の指名は今ドラフト最多だったが、全員揃っての笑顔とはいかなかった。
(小西亮 / Ryo Konishi)