米球団も注目していた西武ニールは「NPBに溶け込んだ」 米メディアも残留報じる

西武のザック・ニール【写真:荒川祐史】
西武のザック・ニール【写真:荒川祐史】

2年総額4億3490万円+出来高で契約、日本で「輝きを放った」

 西武のザック・ニール投手が17日に帰国した。16日には西武が来季契約を締結したことを発表。米メディアは、2年総額400万ドル(約4億3490万円)+出来高と契約の詳細について伝えている。

 現在、カージナルスで活躍する元巨人マイコラスの“再来”になりうる存在として、MLB球団からも注目を浴びていたニール。米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は「ザック・ニールが西武ライオンズと新たに契約を結ぶ」とのタイトルでこのニュースについて取り上げた。

 記事では、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が伝えた2年総額400万ドル+出来高という契約内容を紹介しつつ「30歳のニールはメジャーでその名を広めようとして悪戦苦闘したものの、すっかり日本の最高レベルであるNPBに溶け込んでいるようである」と指摘。4月に不振で2軍落ちしたことから、西武のロースターに居場所を見つける必要があったと表現しつつ、「(6月に)ひとたび(1軍に)定着すると輝きを放った」と振り返っている。

 6月中旬に1軍に再登録されると、球団の外国人新記録となる11連勝を挙げ、チームの優勝に大きく貢献したニール。来季はエースとして先発陣を牽引する活躍が期待される。

(Full-Count編集部)

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