ソフトBドラ1コンビが侍斬りで2回パーフェク投! 15年高橋は3者連続K
若き右腕2人が2回完全のアピール合戦、14年松本は制球の良さ光る
ソフトバンクのドラ1コンビが好投した。宮崎でキャンプ中のソフトバンクは第4クール初日の16日、キャンプ初の紅白戦を実施。両チームの先発投手として登板した15年ドラフト1位・高橋純平、14年ドラフト1位・松本裕樹の両右腕が、それぞれ2イニングをパーフェクトに抑えた。
インパクトを与えたのは高橋だ。紅組の先発マウンドに上がると、初回2死から長谷川勇也を外角低めへのストレートで見逃し三振に。2回には侍ジャパンメンバーでWBCに出場する内川聖一を外角低めへのスライダーで見逃し三振、続く吉村裕基は外角のストレートで空振り三振に斬り、3者連続三振。最後は塚田正義を三直に打ち取り、この日の登板を終えた。
一方の松本は制球の良さは光った。内外にきっちりと投げ分け、初回1死から今宮健太を外角低めの真っすぐで見逃し三振に。侍ジャパンメンバーの松田宣浩は遊ゴロに、新外国人のカイル・ジェンセンを捕邪飛に斬るなど、こちらも1人の走者も許さなかった。
A組に抜擢されている両右腕。キャンプも中盤に入り、今後は1軍生き残りをかけたサバイバルとなってくる中で、若き2人はアピールに成功した。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani