ソフトバンク柳田がドラ1田中に太鼓判「真っすぐだけで抑えられますよ」
ブルペンで初対峙、バットを構えて22球の球筋を確認
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が、ドラフト1位・田中正義投手の剛球を称賛した。右肘痛のため、キャンプをB組で過ごしている大砲は、宮崎キャンプ第4クール2日目となった17日、ドラ1右腕と初めて対峙した。
舞台はブルペン。田中が投球練習を行なっていると、そこにバットを持った柳田が登場。見学していたファンがざわつく中、32球目からバッターボックスに入ると、最後の53球目を投げ終わるまで、打席で球筋を確認した。
この日、田中はスライダー、フォーク、カーブ、カットボールと変化球を多く織り交ぜてのピッチング。5球団競合右腕のボールを初めて間近で見た柳田は「速いですね。ベース前が速い。真っすぐだけで抑えられますよ」と、最速156キロを誇るストレートに驚いていた。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani