広島・新助っ人ペーニャが来日初練習 緒方監督「じっくりとやってほしい」
ウインターリーグでプレー「イメージは残っているということだった」
広島の新外国人のペーニャ内野手がキャンプに合流し、日本での初練習を行った。15日に来日したペーニャは、広島で入団会見に臨んだ後、キャンプが行われている宮崎県日南市に移動し、この日の合流となった。
午後に球場入りすると、緒方監督の見守る中、室内練習場でウォーミングアップ後にキャッチボールとノックを行った。ノック後には、スイッチヒッターのため左右両打席でティーバッティング。さらに、ブルペンに移動して石井コーチの投げる球を打ち込んだ。
ノックの際には送球を受ける役割もした緒方監督は「挨拶しただけ。まだ何もないよ」と話したが、練習後には通訳を介して会話をする姿もあった。
「1月の後半まで、向こう(メキシコ)のリーグでプレーしていたから、そのイメージは残っているということだった。気持ちも高ぶっているみたいだったけど、時差もあるし、気候の差もあるので、じっくりとやっていってほしい」
昨年行われた侍ジャパンの強化試合でメキシコ代表として来日した際には、野村祐輔から本塁打を放ったペーニャ。首脳陣からは、レギュラー不在の三塁を守るポイントゲッターとしての期待は高い。
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大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo