ソフトB上林が“チーム1号”! 紅白戦で和田から2ラン
外野手の定位置奪取へ熾烈な争い
ソフトバンクの期待の若手、上林誠知外野手が、チームの実戦初アーチを放った。宮崎キャンプ第4クール最終日の19日、紅白戦が行われ、紅組の「6番・左翼」で出場した背番号51がアーチをかけた。
初回。今宮健太の右前安打、カイル・ジェンセンの中前適時打などで2点を先制した紅組。2死三塁で打席に入った上林は、昨季の最多勝、最高勝率の2冠に輝いた和田毅が投じた初球を叩いた。高めへの138キロの真っすぐをジャストミート。右翼芝生席へと飛び込む本塁打となった。
この日で3度目の紅白戦。過去2試合ではアーチが出ておらず、これが2017年の“チーム1号”となった。18日の紅白戦では、真砂勇介が2本の二塁打を放って活躍。この日は上林と、外野手の定位置を争う2人が、熾烈なアピール合戦を繰り広げている。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani