ホークスドラ1田中正義が上々のプロ実戦デビュー! 紅白戦で2回1失点
ストライク先行で無四球に
ソフトバンクの田中正義投手が、上々の実戦デビューを飾った。宮崎キャンプ第4クール最終日の19日に行われた紅白戦で、プロ入り後初めて実戦に登板。2イニングを投げ、1安打1失点だった。
白組の4番手としてマウンドに上がった右腕。まず、1イニング目の6回は明石健志を二ゴロに打ち取る。続く上林誠知には真っすぐを右前に運ばれると、盗塁と捕手の悪送球が重なり、1死三塁に。真砂勇介に左犠飛を浴びて、1点を失ったが、最後は牧原大成をフォークで空振り三振に切った。
2イニング目となった7回は、山下斐紹を投直、張本優大を右飛、中村晃を遊ゴロに打ち取り、三者凡退に切って取った。14日のシート打撃では、打者7人に対して2四球を与えるなど、制球に課題を残していたが、この日は無四球。ストライク先行でカウントを整えており、上々の内容だった。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani