オリ4選手に戦力外通告、16年ドラフト組が3選手 手術の黒木と山崎颯は育成契約へ
黒木は6月、山崎颯は8月にトミー・ジョン手術で復帰まで1年以上かかる見込み
オリックスは22日に黒木優太投手、山崎颯一郎投手、鈴木昂平内野手、岡崎大輔内野手に来年度の選手契約を行わない旨を通告したと発表した。この中から、今年手術を受けた黒木、山崎颯とは育成契約を結ぶ予定。オリックスは、第1次戦力外通告期間には6選手に戦力外を通告していた。
黒木は2016年ドラフト2位で入団し、2年目までに救援として計94試合に登板。本格的に先発転向を目指した今季はキャンプ中に右肘炎症を発症し、4月に2軍で復帰したものの6月に再発。プロ入り3年目で初めて1軍登板がなく、靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。敦賀気比高時代に「北陸のダルビッシュ」と呼ばれた山崎颯は同じ2016年ドラフト6位の高卒3年目。まだ1軍登板はなく、黒木と同じく8月にトミー・ジョン手術を受けている。
トミー・ジョン手術は復帰まで1年以上を要するため、どちらも育成契約で球団に残る予定。復帰後の支配下再登録を目指すことになる。また、鈴木昂は今季58試合に出場も戦力外に。岡崎は2016年ドラフト3位で花咲徳栄高から入団し、1年目の2017年に5試合に出場したが、その後2シーズンは1軍出場なしに終わっていた。
(Full-Count編集部)