ロッテドラ1佐々木、沖縄で“デビュー” 監督「4試合のどこかで投げさせる」
23日からの沖縄4連戦で対外試合初登板決定、26日巨人戦でデビューも
ロッテのドラフト1位・佐々木千隼投手、同2位・酒居知史投手が沖縄本島で対外試合デビューを飾る。実戦初登板となった17、19日の紅白戦でそれぞれ結果を残したルーキーコンビは、21日に1軍メンバーとともに沖縄本島に移動。4試合の実戦に帯同する。
本島では23日・DeNA戦(宜野湾)、24日・広島戦(コザ)の練習試合、25日・ヤクルト戦(浦添)、26日・巨人(那覇)のオープン戦を予定。伊東監督は20日、「4試合のどこかで投げさせます。本人には伝えている」と明かした。
登板日は明言しなかったが、外れ1位で5球団が競合した佐々木に関しては、話題性から見ても26日・巨人戦で対外試合デビューとなる可能性が高まっている。「2人は先発として考えている」と伊東監督だが、徐々にプロの水に慣らすために負担をかけず、中継ぎでの1、2イニングの登板とみられる。
21日のキャンプ打ち上げを目前にして、この日は台風並みの土砂降りに見舞われた。紅白戦が中止になった18日に続く、室内練習場で汗を流し、キャンプツアーの一行をがっかりさせたが、西野と佐々木が室内でサイン会と写真撮影会を行い、ファンを喜ばせた。
1軍は21日に移動するが、2軍は26日まで残留。1軍メンバーの関谷、内、岡田、角中も残留し、オリックス戦(SOKKEN)を皮切りに28日から始まる宮崎での練習試合から合流する。
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細野能功●文 text by Yoshinori Hosono