ソフトB松坂が23日初実戦も 投球練習せず1週間、ペース上げる「つもり」
A組に合流もブルペン入らず、今クールからペースアップ「そのつもりです」
ソフトバンクの松坂大輔投手は、宮崎キャンプ第5クール初日の21日もブルペンには入らなかった。B組でキャンプをスタートさせていた右腕は、この日から五十嵐亮太、攝津正、寺原隼人とともに主力組中心のA組に合流。ただ、ブルペンには入らず、これで14日のシート打撃登板から1週間、投球練習を行っていない。
疲労の蓄積から第4クールは状態を回復させることに主眼を置いていた右腕。この日は軽めのキャッチボールを行うと、ランニングを消化。室内練習場では今キャンプ初めて、トレーニングを目的とした左右両打席でティー打撃を行った。
室内練習場での強化メニュー消化後には、スタッフを相手にこの日2度目のキャッチボール。第4クールには見られなかった、かなり力を込めたボールを投げ込んだ。
ここから再びペースを上げていくプランで「その(ペースを上げていく)つもりです。その通りにいってくれたらいい」。当日のコンディション次第となるが、22日にブルペン入りし、早ければ23日の紅白戦で初の実戦マウンドに上がる可能性もある。
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福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani