阿部慎之助、巨人と鷹の両軍選手の手で10度胴上げ 巨人選手のみで胴上げ後に再登場
1度はベンチ裏に下がったものの…フィールドに戻ってきて2度目の胴上げ
■ソフトバンク 4-3 巨人(日本シリーズ・23日・東京ドーム)
巨人の阿部慎之助捕手が現役生活に幕を下ろした。23日、巨人は日本シリーズ第4戦でソフトバンクに3-4で敗れ、4連敗で日本一はならず。試合後は巨人の選手に胴上げされて10度宙を舞い、ベンチ裏に戻ったが、その後フィールドで待っていたソフトバンクの選手たちのもとへ再登場。両軍選手の手で10度、胴上げされた。
この日は代打出場で無安打1死球という結果だった阿部。最後の打席はニゴロに倒れた。
試合後は巨人ファンから慎之助コール、ソフトバンクファンからも大きな拍手が送られる中、後輩から背番号と同じ10度胴上げ。1度、ベンチ裏に下がったものの、記念撮影を終えたソフトバンクの選手、工藤監督らのもとに再登場。登場曲がかかり、王会長に駆け寄って挨拶すると、巨人の選手たちも出てきて両軍ナインの手で再び10度、宙を舞った。
最後はソフトバンクのファンからも大きな「慎之助コール」で送られ、フィールドを去った阿部。笑顔で現役生活に幕を下ろした。
(Full-Count編集部)