「投球せずに故意四球」の新ルールに選手会が「同意」 MLBで今季から導入か
「重大なルール変更」に同意? 今季から「注目すべき変更が恐らくひとつは起こる」
投球をせずに敬遠を認める新ルールについて、メジャーリーグ選手会が導入に同意したと米複数メディアが報じた。ロブ・マンフレッド・コミッショナーの元で試合時間短縮を目指すメジャーリーグ機構(MLB)が導入を進めており、選手会の同意を得られるかに注目が集まっていた。今季からルールが変更されることになりそうだ。
米CBSスポーツ(電子版)は、「MLB、選手会が申告制敬遠に同意」とのタイトルで伝えた。記事では、マンフレッド・コミッショナーが21日(日本時間22日)に「選手会が非協力であるため、2017年に重大なルール変更は行われないだろうと語っていた」という事実を紹介しつつ、「少なくとも注目すべき変更が恐らくひとつは起こるだろう。敬遠では、実際に四球を出すのではなく、合図を送ることになるだろう」と今季中に導入される可能性が高まったことを報じた。
敬遠の際、実際にどのような合図を送るかはまだ不明だというが、ボール球を4球投げることはせず、「恐らく、指を4本立てたりすることになるのだろうか」としている。