侍ジャパン、エース千賀の出場辞退を発表 大竹寛、甲斐野、嘉弥真が追加招集
千賀はホークス3年連続日本一に貢献、追加招集の36歳大竹はチーム最年長
NPBエンタープライズは24日、「第2回WBSCプレミア12」に出場する侍ジャパン日本代表の千賀滉大投手(ソフトバンク)が大会出場を辞退すると発表した。右肩違和感のため。すでに松井裕樹投手、森原康平(ともに楽天)の出場辞退が発表されており、代替選手として大竹寛投手(巨人)、甲斐野央投手、嘉弥真新也投手(ともにソフトバンク)が追加招集させる。
千賀は今季26試合登板し、13勝8敗、防御率2.79。ポストシーズンでも3試合登板とフル回転し、チームの3年連続の日本一に大きく貢献した。稲葉監督は10月の記者会見で「千賀投手を中心に、先頭に立ってやってもらいたい」とエースとして大きな期待を寄せていたが、世界一奪取へ痛い離脱となった。
大竹は今季32試合登板し、4勝0敗8ホールド、防御率2.77と安定した投球でチームのリーグ優勝に貢献。36歳は投手最年長。侍ジャパンでも松田宣浩内野手(ソフトバンク)と並んでチーム最年長となる。
新人の甲斐野は今季65試合登板し、2勝5敗8セーブ、26ホールド、防御率4.14。中継ぎ左腕の嘉弥真は今季54試合登板、2勝2敗1セーブ、19ホールド、防御率2.61をマーク。チームの日本一に貢献した中継ぎ陣が侍ジャパンでも救援投手としてブルペンを支えることになりそうだ。
(Full-Count編集部)