WBCベネズエラ代表のソフトB右腕スアレス、最速153キロで侍打線斬り
15球中10球が150キロ超、ベネズエラ代表の“隠し玉”が侍打線を3者凡退に仕留める
ソフトバンクは25日、3月の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて宮崎で強化合宿を行っている野球日本代表「侍ジャパン」と「2017 侍ジャパンオープニングマッチ」(13時~・KIRISHIMAサンマリン宮崎)で対戦。WBCベネズエラ代表に選出されているロベルト・スアレス投手が3番手で登板し、150キロ超を連発して1イニングを3者凡退に仕留めた。
スアレスは1点リードの5回にマウンドに上がると、先頭・松田への初球でいきなり150キロを計測。最後はスライダーで空振り三振に仕留めた。続く大野はカウント2-2からの6球目、151キロの直球で右飛。4球目にはこの日最速の153キロをマークした。さらに、秋山に対しても、3球目で153キロを計時。最後は150キロで左飛に打ち取った。
1回を無安打無失点1奪三振。15球中10球が150キロ超という快投で侍打線を抑え込んだ。メジャーのスター選手を集め、優勝候補の一角とされているベネズエラ代表の“隠し玉”として、本大会でも活躍が見られそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count